6月1日〜4日にかけて、台湾から豊前街道柿あかり映像取材チームが山鹿に入ります。
映像取材されたものは、短編動画として編集され、研修ツアー募集のプロモーション動画としてSNS等の媒体で台湾国内外に発進されます。
今後、ツアー・交流プログラム等が整った段階で、台湾メディアや台湾の農業関連行政機関に向けに正式なプレスリリースする予定です。
台湾との取り組みの先に
台湾との取り組みは始まったばかりで、今後、どのように進化していくのか、私にはリアルに想像することはできません。
それは、台湾の人たちとの協働で創り上げていくものだからです。
以前、弊社のツアーを企画された台湾の方に、山鹿に来られる理由をお尋ねしたことがあります。
その方は、開口一番、市原さんの存在と市原さんファミリーの取り組みにあると言われました。
①家族全員が力を合わせて創り上げる家業のカタチ
②生産、加工、販売の通貫ビジネスの追求
③豊前街道柿がつなぐまちあかりの取り組みにみられる、他分野との共創による地域創生のカタチ
これらは、台湾の中小農家の付加価値獲得や地方が抱える課題解決の参考になるとのことでした。
人口減少が加速する日本において、私たちの取り組みが、世界とつながる小さくて強い地域をつくる1つのモデルになれば、うれしいです。
国境を越える「小さなコミュニティー」
市原ファミリーの取り組みが「小さなコミュニティー」であり、その「小さなコミュニティー」の取り組みが、山鹿の小さなコミュニティーの活動に繋がり、そのコミュニティーの繋がりが国境を越え、台湾の小さなコミュニティーと繋がっていくというイメージでしょうか。
市原ファミリーの「小さなコミュニティー」と様々な小さなコミュニティーとの繋がりが、人をよび、文化を顕在化させ、その文化をあらためて愛でる。
そして社会、習慣も同じように共有され、そんな機会をお互いに楽しむ未来。
そんな未来を描いてみようと思いました。
市原
林さん、おはようございます。
18日のオンライン会議、ありがとうございました。
林さんたちと私の子供たちが、初めて直接会話をすることができましたね!
このような機会をつくってくれた林さんには、心から感謝しています。(感謝)
私と林さんは、これまでLINEを通してお互いの思いを共有してきましたが、林さんと子供たちとの関係構築はスタートしたばかりです。
林さんとの取り組みは、将来的に子供たちの構想力を高め、秩序なき状態にある世の中で、「世界とつながる小さくて強い地域」を創り上げる大きな原動力になると信じています。
現在は、親父(私)がやりたいことに、子供たちを巻き込もうとしているというのが正直な感想です。
子供たちも将来を見据えた取り組みの全容を理解しているとは言えないでしょう。
親父に引きずられながらも、その中で取り組みの意義を見出そうとしています。
本企画について、パティシエの三男の勇生(ゆうき)から、”自分がやりたい”、また、”できるプラン”を提案すると思います。
今後、子供たちと林さんが互いの思いを共有し、「台北宜蘭×熊本山鹿」を将来に渡り、継続的取り組みにしていけることを心から願っています。
林さん
改めて、この数日間、各所を訪問しながら説明や調整をしてくださり、本当にありがとうございます。きっと大変なお疲れもあったことと思います。
すでに約束してくださっているお店を訪ねて取材できること、それ自体がとても素晴らしいご縁だと感じています。
先ほど、この内容をチームメンバーにも共有し、私自身の考えも伝えました。
今回の取材では、職人の方々、伝統文化を守る人々、そして百年続く文化的な場所を通して、「山鹿には意味のある暮らしを守り続けている人たちがいる」という姿を描けたらと思っています。
そして、その人たち自身の言葉で、山鹿という土地の魅力や愛おしさを語っていただきたいです。
その後、農場の風景や農業を通して、山鹿という土地が持つ“風味の輪郭”を描いていけたらと思っています。
人々は少しずつ歳を重ね、農業も多くの課題に直面していますが、それでも山鹿独自の味わいや文化は、確かにこの土地から育まれているのだと感じます。
そして最後に、riccaのスイーツを通して、「人がこの土地で美しい暮らしを創り続ける限り、守りたい文化は受け継がれていく」ということを表現できたらと思っています。
美味しさは、人を幸せにし、文化を未来へつなぐ力があると思うのです。
もちろん、これらは市原さんとここ数年対話を重ねる中で、私の中に生まれてきた理解です。
芸術の世界には「キュレーター(策展人)」という役割があります。展覧会を企画し、全体の思想や方向性を構成しますが、実際の表現はアーティストに委ねます。
ですから、今回も最終的には、三男ご夫婦と私のメディアチームを信じて待ちたいと思っています。
限られた時間の中で、実際に出会い、言葉を交わし、その場の空気を共有することで、きっと本当の企画が自然に生まれてくると感じています。