柿あかり展

「豊前街道柿がつなぐまちあかり」展が、山鹿市民交流センターロビー(山鹿市役所内)でスタートしました。
期間は2026年4月26日〜5月10日までの2週間です。

ニューヨークや東京など世界を股にかけて活動している「鄭月妹(てい・げつばい)氏」の水墨画がご覧いただけます。

【AR水墨インタラクティブ作品《柿柿如意》】

本展の大きな見どころの一つは、台湾の特別招聘アーティストである鄭月妹氏と制作チームが共同で設計した、AR水墨インタラクティブ作品《柿柿如意》です。

作品名は、台湾語で「すべてが思い通りにうまくいく」という意味を持つ「事事如意」と、「柿」をかけた言葉遊びに由来しています。

本作品では、水墨表現によって雪と氷の中に佇む柿を描きます。
厳しい寒さや困難の中にあっても、温もりと祝福が届けられることを象徴しています。

来場者はスマートフォンを通じて、臨場感あふれる拡張現実の世界と対話することができます。
伝統的な水墨芸術と現代テクノロジーが融合した、没入型の体験をお楽しみください。

作品解説

本作は、東方の伝統的な水墨画における工筆の手法を用いて主題を描き、細やかで繊細な線描が特徴となっている。
一方で、色彩は写実ではなく主観的な手法を採り、単色で柿の姿を表現することで、独自の表現性を生み出している。

写実的な描写と、自由奔放な背景の潑墨(はつぼく)が融合し、強いコントラストを形成している。

金色の画紙の上に、日本の鉱物岩石を思わせる粗獷な質感を潑ね、さらに雪景を思わせる点描を加えることで、画面全体は簡潔でありながら、力強さと詩情を兼ね備えた色彩構成となっている。

この視覚的な世界の中で、柿は生命感あふれる姿で描かれ、その美しさ、甘美さ、そして吉祥を象徴するイメージが立ち上がる。
まるで日常に潜む温もりや生命の息吹が、画面からそっと漂ってくるかのようである。

鄭月妹(てい・げつばい)氏との出会い

私たちの地域活性化の取り組みである「豊前街道柿がつなぐまちあかり」のために台湾の著名な水墨画家、鄭月妹(てい・げつばい)氏は、柿をテーマに4点の水墨画(掛け軸)を描きました。

彼女は、これまで地域コミュニティで芸術と美の体験を広めてきましたが、今回、柿を通して豊前街道の賑わい創出に取り組む私たちの仲間として、水墨画を描きたいということになりました。

そこで、私たちは郵月妹氏の水墨画4作品をさくら湯の「池の間」に展示することを決め、準備を進めてまいりました。
鄭月妹氏の迫力ある描写と奥深さを感じていただければうれしいです。

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